当院は下足のまま入室が出来ません。スリッパに履き替えて頂く必要がありますが、紫外線滅菌ボックスをご用意してありますので、ご利用ください。スリッパ自体も定期的にアルコール噴霧消毒をしています。欧米では「土足」による新型コロナウイルスの室内汚染が懸念されており、米疾病対策センターが発表したレポートによると、医療従事者だけが出入りする薬局の床の新型コロナウイルス陽性率は100%であったとの報告もあり、日本の生活様式が感染蔓延の防止に役立っていると考えられています。 |
院内出入り口にはセンサー式体温計とセンサー式自動アルコール噴霧器をご用意しています。消毒は強制ではありませんので、ご希望される方は来院時及びお帰りの際にご利用ください。手動ポンプ式ではない為、消毒容器に手が触れる事がありません。 |
|
受付にはスライド可動式の特注アクリル板を設置しています。コロナ感染症が5類へ変更後も、防犯及びクレーマー対策の一貫で設置を継続しています。 |
|
原則、発熱がある方の院内への出入りを禁止していますが、自覚症状が乏しい場合がある事から、来院される方全員を対象に受付時サーモグラフィ判定を行っています。また、原則患者様の同伴者は1名でお願いしています。 |
|
額部の赤色変化をもって発熱の簡易判定とし、発熱が疑われる場合は即座に体温測定を行い、発熱が確認された場合は、院内陰圧隔離室へご移動頂くか、来院されたお車に戻り待機をして頂きます。 |
診察室にはHEPAフィルター搭載のパーティションタイプの空気清浄機を設置しています。聴診は音量調整が可能な電子聴診器を用い、基本下着や薄手の服の上から行っています。 |
|
院内医療機器設備・パソコン・手拭きでは消毒が難しいカーテンや布製品については、非引火性高圧ガス噴霧器を用いエタノール消毒を行っています。 |
|
全職員の仕事着は毎日洗濯をした新しいものを使用しています。脱衣可能な仕事着は、昼休みの時間帯に紫外線ロッカーで殺菌を行っています。 |
超音波検査時は、医療従事者と患者様との距離が近くなる事から双方の間にビニールカーテンを設置しています。適宜、窓を開けて室内換気を行っています。 |
レントゲンは撮影毎にエタノールでの拭き消毒をしています。また感染症状を認める方の撮影後に肺炎所見が確認された場合は、レントゲン室内窓の全開放による十分な換気と非引火性高圧ガスエタノールによる噴霧消毒を行っています。 |
|
理学療法室を改修した院内隔離室には、排気容量が大きな換気扇を新設して陰圧状態が保てる様にしました。アコーディオンカーテンが持ち上がる程の陰圧を達成していますので、隔離室から院内に空気が流出する事はありません。隔離室で診察を行った患者様につきましては、隔離室でのお会計となります。 |
陰圧隔離室の中には仕切りカーテンを設置してあります。室内奥側(写真左)の待機ベンチは出入り部分まで完全にカーテンで間仕切りが出来る仕様です。同ベンチサイドには、HEPAフィルター搭載の排気式及び吸引式それぞれのパーティション空気清浄機を向かい合わせで設置する事で、一定方向に空気が流れる様に対策を行っています。また隔離室には院内で最も大きな窓と最大流量の換気扇があり、短時間で室内を全換気する事が可能です。基本、複数の患者様が室内で同時待機する事はありませんが、4名以上の家族隔離にも対応しています。 |
|
院内に大小合計で4台のジアイーノを設置しています。揮発した次亜塩素酸を空間に放出する事で、部屋に付着した菌やウイルスに効果を発揮します。発売元パナソニックの公表データによると密室状態で細菌やウイルスを99.9%抑制するには、少なくとも9時間を要するとの結果から、換気が感染予防対策の主になる診療中は使用せず、平日診療終了後から翌日開院時間までの約14時間、週末は診療終了後から自動停止するまで連続運転を行っています。稼動から数時間もすると密室の院内はプールの消毒臭がします。 |